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2009年6月

劔岳 点の記

原作を読んで、予習をしてから観ました。

前人未踏の山に登り、三角点を設け測量をして地図を作る、仕事をする男たちの物語です。さぞ、ロケは過酷であったろうと思わせる、映像の連続です。吹雪の場面は、白い画面に黒い影がモソモソ動いているだけです。思わず目を凝らしてしまいました。もちろん、美しい四季の風景も満載で、自然の大きさが伝わります。雷鳥をカメラに収めるだけでも、大変だったと思います。

仲村トオルが、お金持ちを好演していました。

宮崎あおい、とても艶がありました。「じゃあ、お魚で」なんて微笑まれたら…。

ただ、作品の中で描かれているのは原作の半分だけです。彼らは登頂を果たしてからが本当の仕事で、その後の作業や四等三角点(三等とは大違い)しか作れなかった悔しさはあまり描かれていません。

職人も、その昔「平板測量」という原始的な測量をした経験があるので、測量の描写が薄かったのは少し物足りなかったです。

ではまた今度。

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