映画・テレビ

サイドウェイズ

物語よりも、雰囲気を楽しむ映画です。

美しい風景、シンディ・ローパーをはじめとした80年代の音楽、ワインの薀蓄、おやじギャグともいえる言葉遊び…。

そこここに散らばるセリフが、結構効きます。

主人公の「楽するために生きてる訳じゃない」というのが、とても心に沁みました。でも、苦労するために生きてる訳でも無いんですが…。

もちろん、観た後にワインを飲みました。

オリジナルのハリウッド版も観てみたいと思います。

ではまた今度。

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空気人形

平日の昼間でしたが、ガラガラでした。人気ナイのでしょうか。

心を持ってしまった、空気人形のお話しです。ナゼそうなったのかは表現されていません。

物語の中で「代用品」という言葉が、重いです。誰でも、学校や社会の中で「余人をもって代え難い」存在になるために努力しているはずなのですが、うまく行きません。つい、自分も「代用品」のひとつではないかと感じてしまいます。日常の風景の中で描かれる、フツーの人々の生活が、とてもリアルでした。

ペ・ドゥナという女優さんは(職人は)初めて観ましたが、片言の日本語がイイ感じでした。是枝監督、いい仕事しますねぇ。

ではまた今度。

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レスラー

世の中の多くの人は、主人公ランディのように不器用な生き方しか、出来ていないのではないかと思います。周りの人々と上手く付き合えず、過去の栄光を振り返り、それでも仕事にしがみついている…。程度の差こそあれ、思い当たることはたくさんあります。

「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」「ナインハーフ」でスターの座をつかみ、「猫パンチ」で評判を落としてしまった、ミッキー・ロークが俳優として戻ってきました。「シン・シティ」でその兆しはありましたが、この作品で完全復活です。

生きる事というのは「死に場所」を探すことだという事に、今さらながら気付きました。男の人に観て欲しい映画です。

ではまた今度。

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劔岳 点の記

原作を読んで、予習をしてから観ました。

前人未踏の山に登り、三角点を設け測量をして地図を作る、仕事をする男たちの物語です。さぞ、ロケは過酷であったろうと思わせる、映像の連続です。吹雪の場面は、白い画面に黒い影がモソモソ動いているだけです。思わず目を凝らしてしまいました。もちろん、美しい四季の風景も満載で、自然の大きさが伝わります。雷鳥をカメラに収めるだけでも、大変だったと思います。

仲村トオルが、お金持ちを好演していました。

宮崎あおい、とても艶がありました。「じゃあ、お魚で」なんて微笑まれたら…。

ただ、作品の中で描かれているのは原作の半分だけです。彼らは登頂を果たしてからが本当の仕事で、その後の作業や四等三角点(三等とは大違い)しか作れなかった悔しさはあまり描かれていません。

職人も、その昔「平板測量」という原始的な測量をした経験があるので、測量の描写が薄かったのは少し物足りなかったです。

ではまた今度。

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グラン・トリノ

クルマを磨いて、それを椅子に座って眺めている。

それだけで、絵になるなんて何てカッコいい俳優でしょう。

クリント・イーストウッドが、かなり偏屈なジジイを演じています。彼の正義感はかなり片寄っているように感じますが、それでもその考えを全うするための行動(あえて書きません)はジーンと来ました。

CGばやりのハリウッド映画の中で、(多分)わずかな制作費のみで、こんなに多くのメッセージを込められるのは彼だけかもしれません。

俳優としては最後。とありますが、そう言わずにぜひまたスクリーンに戻ってきてほしいものです。

ではまた今度。

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ミルク

マイノリティ(ゲイ)ために政治活動を行い凶弾に倒れた、実在の人物の話しです。

アメリカでは価値観や宗教、人種が混在しているので、大きな声を出さないと、いわれの無い差別や迫害を受けてしまうのでしょう。日本とはチョット違うなぁという感じが、最後までぬぐえませんでした。

冒頭での「40歳を過ぎて、誇れることは何もない」というセリフが胸に突き刺さりました。職人も、とうに過ぎております…涙。

画面は全体的に荒い感じで、多分「実際の映像」が挟み込まれていると思いますが、違和感なく観られます。

ショーン・ペンは最近「オール・ザ・キングスメン」「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」と、実在の人物を数多く演じていますが、まるで乗り移ったかの様です。(本物は知らないケド…)まさに名優です。

ではまた今度。

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ワルキューレ

歴史上、失敗したことが分かっているヒトラー暗殺計画の映画なのですが、とても緊張感があります。脚本が良く出来ているのでしょう。「ユージュアル・サスペクツ」と同じ脚本家でした。

崇高な主人公をトム・クルーズは演じきりました。鉄の意志を持つ主人公はぶれる事はありませんが、周りの人々は計画が進行するにつれて「どちらに付くか?」という二者択一を迫られます。まるで、日々流される職人のようです。また、暗殺という行動の中で手順や確認を大事にするところに、ドイツ人気質を感じます。

登場する車両や飛行機が良く出来ているように見えました。あるいは本物なのかもしれません。

ただ、ドイツ軍人が英語を話すのは違和感がぬぐえません。もちろん職人は英語もドイツ語も分かりませんが…。語調が全く違うのです。次は吹替え版で観てみましょう。

ではまた今度。

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少年メリケンサック

面白い映画です。大爆笑というわけではありませんが、会場のそこここで笑いが起こります。

ともすると、単なるドタバタになってしまうテンポと展開ですが、二人の役者、宮崎あおいと佐藤浩市、が作品をしっかりしたものにしています。ピエール瀧もいい味を出してます。

ジミーの涙する場面では、思わず…。

パンフレットがデカイです。大き目のバッグをご用意下さい。

ではまた今度。

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チェ 39歳別れの手紙

革命を成功に導いた英雄である、ゲバラは今回は登場しません。

彼は、地位も市民権さえも捨ててボリビアで戦いを始めますが、持病の喘息に苦しみ、組織作りに悩み、強大な火力の政府軍に圧倒されます。ずーっと負のシーンばかりです。

「勝利か死しかないのだ」と、理想を求めた彼に比べて、小さな幸せを望んでしまう職人は…。やはり、器の違いでしょうか。

二部に分けて作ったのは正解だと思います。ひとつに纏めていたら、観た後にマイナスのイメージしか残らなかったでしょう。また、期間を連続して上映というのもよかったと思います。

ではまた今度。

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モーターサイクル・ダイアリーズ

BSで放映していたので、ついつい観てしまいました。

やはり若い時の体験はとても重要だな、と感じます。

すでに、見てくれはオッサンである職人ではありますが、気持ちだけは少しでも若く保とうとガンバっております。

「チェ 39歳別れの手紙」も、なるべく早く観たいと思います。

ではまた今度。

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チェ 28歳の革命

観てきました。間をあけずに続編を観たいので、最終週の駆け込み観覧となりました。

今回は「モーターサイクル・ダイアリーズ」で予習をしてから観たので、彼が革命に至る経過がよく分かりました。いきなりこの作品だと、ちょっと感情移入がし難いかもしれません。

派手なシーンはあまり無く、ドキュメンタリーのような造りです。それがリアルに感じられてイイ感じです。続編「チェ 39歳別れの手紙」が楽しみです。

余談ですが、「ドラゴンボール実写版」の予告をやってましたが……。最悪の予感がします。

ではまた今度。

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ブラインドネス

やられました~。

全く、予備知識を入れずに観たのですが…。

CMの印象とは、だいぶ違いました。

「ナイロビの蜂」もかなり社会構造をえぐった物でしたが、この作品は人間の本質に迫ってきます。

以下ネタバレですが、閉ざされた空間で宝石や貴金属を欲しがるくだりは、人の欲望に限りがない事を思い知らされます。

ではまた今度。

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闇の子供たち

評判どおり、とてもハードな作品でした。作品の舞台であるタイでは、上映禁止になったというのもうなずけます。ネタバレですみませんが、カードのシーンでは体が凍りつきました。

人間の本質を見事に描いた阪本順治監督には脱帽です。佐藤浩市も短い時間の出演ですが、存在感はバッチリです。

桑田佳祐が主題歌「現代東京奇譚」を提供しています。じっくり聴いてみようと思います。

ではまた今度。

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タワーリング・インフェルノ

この作品の主演、ポール・ニューマンが亡くなりました。

職人は建築士という仕事をしていますが、この仕事に就くキッカケになったのがこの映画です。単なる憧れだけでこの仕事を目指して、曲がりなりにもこの仕事でご飯を食べていけるのは彼のおかげだと思っています。

「スティング」「ハスラー」「ハスラー2」と代表作は数々ありますが、職人にとってのベストは「評決」です。

謹んでご冥福をお祈りします。

ではまた今度。

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クライマーズ・ハイ

観てきました。

いわゆる「仕事」を描いた作品です。

社会人であれば多かれ少なかれ、堤真一が演じる主人公と同じような事を体験してると思います。

営業と実務の対立、タイムリミットとクオリティとのすり合わせ。日航機墜落事故という大きなものを題材としてはいますが、どんな仕事であれ、誰でも日々葛藤しているのではないでしょうか?

職人は、「家」という多分人生で一番高価な買い物に携わる仕事をしています。自分の意見が「正しい」とは決して言えません。でも、少しでもより良い方向に行ければイイなぁ…。と思って仕事をしています。

ではまた今度。

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ぐるりのこと。

観てきました。

140分と、邦画としては少し長めですが全然気になりません。裁判を通して世の中を、夫婦を通して家族を交互に描いています。とても素敵です。

家族の在り方というものを考えさせられます。

主役のふたり(木村多江、リリー・フランキー)の演技も、自然な感じで上手いです。実生活もこの通りか。と思わせる程です。

とてもイイ映画でした。

ではまた今度。

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最高の人生の見つけ方

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン、二人の名優ならでは作品です。

二人のオッサンが世界中を旅するだけ(!)のお話ですが、とても味があります。

「世界一の美女にキスをする」場面では、思わずウルッときてしまいました。かなり涙腺が弱くなってます。

原題は「The Bucket List」(=棺おけリスト:棺おけに入る前にやりたいこと、見たいもの、体験したいことの全てを書き出すリスト)

題名の通り、人生を考えさせられる映画です。

ではまた今度。

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潜水服は蝶の夢を見る

観てきました。

「感動する」という種類の作品ではないように感じました。

映像はとても美しいです。ただ、冒頭部分は主人公の目線モードなので、ぼやけたりかすんだりして非常にツライ思いをします。それが動きの取れない主人公をよく表している感じです。

人間はどんな状態になっても、強い意志さえあれば克服していける。ということを改めて感じます。

しかし、映画の評論家がCMをするのは、どうなんでしょう~?

ではまた、今度。

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久々に…

久々に映画を観ました。

少し変わった映画です。

「長江哀歌(エレジー)」という中国に映画です。この映画にはヒーローは登場しませんし、ワイヤーアクションもありません。CGはチョットだけあります。普通の人の、普通の日常を淡々と描いています。

これを観て思うのは、人の本質は同じという事です。日本の十倍以上の人間が住んでいても、やってることは似たようなもんです。

もう一度観てみようか、と思わせる作品でした。

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